バス釣りの世界に足を踏み入れたそこのあなた!
この記事では、「初めに購入する竿はどんな竿を選べばいいのか」という疑問に答えます。
5,000円〜10,000円のリーズナブルな価格帯から始められるエントリーモデルをご紹介し、性能、価格、使いやすさのバランスを重視した竿です。
また、釣り場に応じた竿の使い分けや、初心者が陥りやすい間違いを避けるためのコツも共有します。
この記事を読むことで、あなたもバス釣りの楽しさに引き込まれることでしょう。
この記事のポイント
- スピニングタックルが初心者向け
- 竿の長さは釣り場に応じて
- 予算は5,000円〜10,000円
- 有名メーカーの竿を選ぶ
初心者でもバス釣りはできます!
バス釣りは楽しい
バス釣りは日本全国の湖沼や河川で楽しめる人気のルアー釣りです。
様々なルアーを使って、1年を通してブラックバスを狙うことができます。
バス釣りは、ゲーム性が高く、釣れた時の喜びや戦略を立てる楽しさがあります。
長年釣りを楽しむ人も多く、常に新しいルアーや竿(ロッド)などが登場し、好奇心を掻き立てられます。
バス釣りは戦略が重要
バス釣りは、ルアーの種類が豊富で、その日の状況に応じて最適な戦略を考えることが重要です。
バスは水温や季節に応じて行動パターンが変わるため、季節ごとに異なる釣り方やポイントの選択が求められます。
この点がバス釣りの魅力の一つであり、スキルアップする喜びも感じられます。
初心者でも手軽に始められる
バス釣りは身近な場所で手軽に楽しめることから初心者にも人気です。
多くの釣具屋で情報収集が可能で、釣り場の選び方や必要な道具についても情報が多くあるので、安心して始められます。
バス釣りは初心者から上級者まで幅広い層に楽しめる趣味です。
戦略的な楽しさ、そしてアウトドア活動としての健康面など、多方面からの魅力があります。
初心者向け バス釣り 竿(ロッド)の基本知識
- バスロッドの種類と特徴【スピニングロッドとベイトロッド】
- 竿の長さ、硬さ、番手の基本【バスロッドの仕様理解】
バスロッドの種類と特徴
バス釣り用ロッドには主にベイトロッドとスピニングロッドの2種類が存在します。
ベイトロッドの特徴
- ベイトリールと組み合わせて使用。
- ライン(糸のこと)を通すガイドが上向きになる。
- トリガー(指を掛ける部分)がある。
- 重いルアーを投げやすく、パワーを要する釣りに適している。
- コツを掴むまで飛距離が出にくい可能性がある。
- ビッグバスが掛かってもベイトロッドなら安心。(ラインが基本的に太いので切れにくい)
ベイトリールと組み合わせて使用。
ベイトロッドは必ずベイトリールと組み合わせて使用します。
ベイトリールは右ハンドル・左ハンドルがあり、購入時点でどちらか選ばなければなりません。
後から変更することが出来ませんので、注意しましょう。
ライン(糸のこと)を通すガイドが上向きになる。
ラインを通すガイド(穴)が上向きにして使用します。
リールも上に付きますので、基本的には手でしっかりとパーミングする(手のひらでしっかりと握ること)
トリガー(指を掛ける部分)がある。
リールを取り付ける部分の反対側にトリガーと言われる出っ張りがあります。
これはスピニングロッドにはありません。
ベイトリールをパーミングしやすいように指を引っ掛けて使用します。
重いルアーを投げやすく、パワーを要する釣りに適している。
ベイトロッドは重いルアーを使用したい場合に有効です。
また、重いルアーを投げて巻き取る際もベイトロッドでないときついです。
コツを掴むまで飛距離が出にくい可能性がある。
ベイトタックル(ベイトロッドとベイトリール)でキャスト(ルアーを投げる)が初心者のころは少し難しく、慣れるまで飛距離が出にくい可能性があります。
しかし、最近のベイトリールは非常に高性能になり、少し練習すれば、初心者の方でもすぐにキャストすることが出来るようになり、飛距離も出るようになります。
ビッグバスが掛かってもベイトロッドなら安心。(ラインが基本的に太いので切れにくい)
大きいブラックバスが掛かってもベイトタックルであれば、安心です。
基本的にベイトタックルのラインは太い物を巻いてあるので、安心して釣り上げることが出来ます。
通称ロクマル(60センチ以上のブラックバス)が食ってきたら、さすがに安心してはいられませんが・・・
スピニングロッドの特徴
- スピニングリールと組み合わせて使用。
- ガイドが下向きになる。
- 軽いルアーでも投げやすく、扱いやすく、繊細な釣りに向いている。
- ライントラブル(糸がからまる)を抑制しやすく、軽いルアーでも飛距離を出しやすい。
- ビッグバスが掛かると初心者では釣り上げることが難しい。(ラインが細いので切れてしまう可能性が高い。)
スピニングリールと組み合わせて使用。
スピニングロッドはスピニングリールとセットで必ず使用します。
基本的にベイトロッドと比べるとロッドは細く、軽いものが多いです。
ガイドが下向きになる。
スピニングロッドはガイドを下向きにして使用します。
そのため、スピニングリールは下に付き、ロッドだけを持つような形になります。
軽いルアーでも投げやすく、扱いやすく、繊細な釣りに向いている
スピニングロッドは軽いルアーを投げやすく、そして軽いルアーを動かしたりするアクションがしやすいです。
とくに、初心者の方が最初によく使う、軽いワームはスピニングロッドがおすすめです。
チェック
上級者になると、軽いワームなどを使う時、あえてベイトタックルを使用する時があります。
これはカバー(木の枝や石などがある場所)で太いラインを使用したい為にベイトタックルを使い、カバーの奥にルアーを投げて誘います。
このようなベイトタックルを「ベイトフィネス」と呼びます。
ライントラブル(糸がからまる)を抑制しやすく、軽いルアーでも飛距離を出しやすい。
スピニングタックルはライントラブルが起こりにくく、初心者でも扱いやすくなっています。
また、先程も書きましたが、軽いルアーが扱いやすく、飛距離も出やすいです。
ビッグバスが掛かると初心者では釣り上げることが難しい。(ラインが細いので切れてしまう可能性が高い。)
スピニングタックルではビッグバスが掛かると初心者はちょっと釣り上げるがむずかしいです。
なぜなら、ラインが細いので、ブラックバスの強い引きに耐えられず切れてしまう可能性が高いです。
上級者はラインをうまく出して、切れないようにブラックバスを泳がしたりしながら、徐々に引き寄せてくることが出来ます。
初心者の方はビッグバスの引きに耐えることしか出来ないと思います。
ロッド(竿)の長さ、硬さ、番手の基本【バスロッドの仕様】
ロッドの長さ
ロッドの長さは5ft台から8ft台まであります。
フィートとは長さを表す表記で1ft:30.48cmです。
ロッドの長さによるシチュエーション
- 5ft台: 操作性が良く、狭い場所で活躍。ボートでの釣りがおすすめ
- 6ft台から7ft: 操作性と遠投性を兼ね備えており、汎用性が高い。オールマイティーに使えます。
- 7ft後半から8ft台: 遠投を意識した釣りに適している。オカッパリ(岸からの釣り)がおすすめ
初心者の方は6ft台のロッドが扱いやすいです。
ロッドの硬さ
ロッドの硬さは一般的にULからXHまでの範囲があります。
使用するルアーの重さによって硬さを選ぶことになるのですが、
ULは0.5から4g程度、Lは1から7g程度、MLは2から10g程度、Mは4から20g程度、MHは7から30g程度が目安です。
初心者にはスピニングロッドのLからMLがおすすめ。
ポイント
ロッドの硬さの表記は以下になります。
UL→ウルトラライト
L→ライト
ML→ミディアムライト
M→ミディアム
MH→ミディアムヘビー
H→ヘビー
XH→エクストラヘビー
下にいくほど、ロッドは固くて太くなります。
基本的に使用するルアーに合わせて、使い分けます。
これらの情報をもとに、自分の釣りスタイルや環境に合ったバスロッドを選ぶことが大切です。
初心者はいろんなルアーが扱いやすい、バーサタイルロッド(扱いやすく汎用性の高いロッド)を選ぶのがいいと思います。
初心者に適した竿の選び方
- 初心者が考慮すべきポイント:性能、価格、使いやすさ【選ぶ予算の目安】
- おすすめの竿選び:1ピースか2ピースか?
- バス釣り用ロッドの人気おすすめランキング
初心者が考慮すべきポイント:性能、価格、使いやすさ【選ぶ予算の目安】
予算: バス釣り竿のエントリーモデルの価格帯は5,000円から10,000円が一般的です。
安価な製品もありますが、性能や耐久性の面で有名メーカーのモデルを選ぶことを推奨します。
ダイワ、シマノ、アブガルシア、メジャークラフトなどが有名メーカーとして挙げられます。
おすすめの竿選び:1ピースか2ピースか?
ピースとは継ぎ目のことで、1ピースロッドは継ぎ目がなく、2ピースロッドは基本的に真ん中から2つに分割できます。
最近の2ピースロッドは強度が向上しており、1ピースロッドに迫る勢いです。
特に初心者の方は保管しやすさの観点から2ピースロッドをおすすめします。
まとめ
- スピニングタックルは初心者に最適。
- 竿の長さは釣り場の大きさに合わせる。
- 予算は5,000円〜10,000円のエントリーモデルを目安に。
- 有名メーカーの竿を選ぶのが安心。
- 初心者には2ピースロッドがおすすめ。
- ルアーの種類や釣り場によって竿を使い分ける。
- 狭い場所や小型ルアーには短めの竿を。
- 広い湖や河川での釣りには長めの竿を。
これらの情報を参考に、初心者の方は予算、釣り場の環境、および使い勝手を考慮してバス釣り用のロッドを選んでみてください!